１分位経った頃

─ｶﾞﾁｬ


「なんだよ、光」


扉が開く音と共にまたもや聞き覚えのある声が聞こえた


それに光さん、さっき新月って─…

光さんの方を向いたまま固まっていると



「おっ!!華羅か？」



聞き覚えのある声に呼ばれ振り返る


『慎さん!？』


そこには


蝶華9代目副総長…

“新月慎”がいた



「久しぶりだなぁ～
華羅、相変わらず可愛いし」



『うわぁ～ホント久しぶりだよね

光さんに慎さん！』


久しぶりの再開に暫く盛り上がっていた




『そろそろ教室行く？？』



「お～、行っとけ行っとけ～

あっ、放課後理事長室来いよ！」




『了解ー！』




光さんに手を振り、慎さんと一緒に理事長室を出た