コトンっ。


!!!?


「これでっ…文句無いでしょ…っ。」


あろう事か、飴の袋を開けて

俺の口の中に入れて来た。


あいつはそのまま保健室を出て行ったけど


俺はしばらく、放心状態だった。


やられた。


何だよ、あの可愛いの。
不意打ちにもほどがある


口の中から甘くて、スーっとした風味が広がった