もしかして私は………。

私は急いで自分の鍵を見た。

葉「………っ!?」

嘘でしょっ!?

私は鍵を見て絶句した。

それは鍵を何度見ても……私は翔太くんと一緒の202号室だったから。

葉「俺は202号室」

そう言ったら翔太くんは喜んでいた。

翔太「葉、よろしくねぇ♪」

うぅ〜、翔太くんが同じ部屋だったら気が抜けないよ。

気を少しでも抜いたら、私が女の子ってバレそうなんだもん。

私が本物の男の子だったら翔太くんでも嬉しかったんだけどなぁ。

お風呂と着替えだけは気をつけなきゃな。

こうして、私の気が抜けない寮生活が始まったのだった。