「ねぇ〜、まっすはツネユキがカッコいいって言ってたけどまっすはツネユキが好きなの?」



「えっ!?」



学校の帰り道、自転車と人だけしか通れない川原の通路を、自転車に乗りながらの会話。


他の生徒の自転車を漕ぐ姿が沢山いる中、まっすが大きな声を出す。


私が岬ッチを好きなのは態度で見え見えだったから、直ぐにバレたけどまっすの好きな人のことをキチンと聞いたことが無い。



「ツネユキはカッコいいと思うけど、好きな人とはまた別かなぁ?」



「え??何ソレ!?別なの!?そういうのって。」



やっぱり海1小てそういう恋愛問題ていうのは私と全然違うんだなぁ…。