そう、奴らは壬生浪士組
「ちっ壬生浪士組かっ!!引くぞお前ら!!!」
浪士の1人が言うと
「「「「おうっ」」」」
と言って、何処かへ消えていった
主に幕府の狼たちには、できるだけ会わないように言われている
嫌な奴に会ったな、でも礼儀は礼儀だし感謝しているふりでもするか
「ありがとうございやした。うちの命の恩人どす。今度島原に来てくれはったらお礼しやす。うちは凛月どすえ」
そう言って作り笑いに見えない作り笑いをすると、相手は、顔をポッと赤く染めてしまった
「土方歳三だ、明日にでも行くとしおう。」
「へぇ、お待ちしております」
そう言って2人は別れた
主たちに、褒められるかな?
零は、そう思っていた