「…つーか、お前誰だ?」 ジーッと、綺麗すぎる顔に見詰められ質問される。 「俺は…佐藤銀。今日からこの学校に転校したんだ。」 「……ふーん。」 ふーんって、聞いた癖に感想は、それだけ…かよ。 私は、地味に傷付く。 ヒュッ 突然、カルピスを投げられる。 宙に舞うカルピスを私はガッチリ受け止める。 「それ…やる。」 そう言って、古谷仁は屋上を去って行ってしまった。 古谷仁の第一印象……… 意味不明。