ケータイ小説 野いちご

ヴァンパイアと私と血液と




「悠日。お腹すいた」


「さっき食ったろ」


「いいから」


私は悠日の腕を掴んで歩き出した



「夢亜ちん………」


晴と出くわした


「悠日………夢亜ちんから離れろ」


「晴。私が勝手に」


「うるせぇな。混血が。恋斗がいなければ力もねぇくせに」



どうして



どうして悠日はわざと自分が嫌われるような言い方をするのだろう



「悠日………」


「夢亜ちん!」

「晴ごめん。私、今は悠日の傍にいたいの」



私は悠日の腕を持つ手に力を加え晴の隣をすれ違った















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