ケータイ小説 野いちご

恋愛相談は校舎裏で

もう随分の間、しずくちゃんに触れるどころか、会ってもいない。


秋から冬に変わっていく今の時期は、しずくちゃんには寒すぎるようだ。



「……はぁ…」


…しずくちゃんに会いたいな……。



「…なぁ、どうしよ夏輝…。俺、ほんまに邪魔なんか…?」


「いや…俺も適当に言っただけだし、雪乃ちゃんはそんなこと絶対に言わない…はずだ」



コソコソと小さい声で話し合う先輩たちが視界の端に映る。


先輩たちはちらちらと私の方を見ては、またこそこそと話し出す。




< 120/ 437 >