真剣に『分からない』らしい紀香が、素朴な疑問を投げかけて来た。


「――――キスしたい」


「ハヘッ!?//////何言ってんの!!名前で呼んだじゃないっ///」


「呼んだけどキスしたい。ダメか?」


「ダメ!!私達つき合ってるワケじゃ、ないんだからね!!//////」


そうだが………紀香、待ってろよ?


「じゃあ押し倒すのは?」


「ギャッ!?保健室での様な事はもうしないって……!!」


「壁に押し付けるのは、しない」


「なぁ~~~~っ!?」


“絶対手に入れる”ってのは―――…マジだから。