「ふん..ぬかせ所詮一人では意味などない」

ぞろぞろと兵が出てくる

「これは.....。」

「貴様は、ここで死ぬのだ」

幸村は槍を握る力を強めた

「真田源次郎幸村!!いざ参る!!」

次々と敵を倒す幸村。

「ほう..皆の者下がれこの儂が相手をしよう。」

「はぁ..はぁ..。」

息が少し荒くなっている。

「いざ!!勝負」

「掛かってこい!!」

キィィィィン!!

「信長!!なぜ甲斐を攻めた!!」

「理由など決まっているだろ」

「天下取り...。」

「そう..天下だ!!何れ甲斐は儂の物になる。その時期が早間っただけだ。」

「それはない!!甲斐は貴殿の物にはならない!!なぜなら甲斐が天下を取るからだ!!」

「このうつけ者めがー!!」

ズシャ!!信長の刀に右腕を切られその隙に両足も切られた。

「う...っ!!」

「降参しろ..そうすれば助けてやる。だが..一生牢獄だがな~ハハハハ」

「.....ない」

「ん?」

よろよろと立ちあがった。

「降参などしない...すれば甲斐の恥になる」

「ふん..良かろう殺してやる」

「貴殿は何のために、天下を取ろうとしている」

「それは、欲しいからだ。そしてこの日ノ本を強くするためだ」