「好きだよ、愛美」



なんかペースが愛美に持っていかれている


ダメだな〜俺



下を向きながら俺は歩きだした


それに荒川達は俺について来る



「嬉しいよ、大樹にそう言って貰えて!」



愛美の言葉にほっとする俺は「じゃあね」と言って電話を切った




「もしかして電話の相手は彼女か?」


「あぁ」


「あれだけ女子にモテてながら、やっと彼女が出来た訳だから、相当好きなんだな」



当たり前だろ


小学生から引っ越しした後でも忘れられなかった相手だぞ


好きに決まってるだろ



荒川達とその後も馬鹿なことをしながらも夜の街を歩いて帰って行った




− END −


P.S.あとがきに『キミだけをずっと2』のストーリーを少しだけ紹介!