…やべぇ、この学校デカすぎ…
今、俺は学校の校門の前に立っている。
立派な校門にあいた口が塞がらなかった。
それに真っ白い、豪華な校舎。
こんな学校ははじめて見た。
ぼーぜんと立っていると…
「あっ、きみ転校生の塚原帝都くん?」
いきなり横から肩をた叩かれた。
そこにはスーツを着た若い女の人。
セミロングのブラウンの髪に、清楚なメイク。
おそらく教師だろう。
「そうですけど…」
「すぐ見つけられてよかった!
私、塚原くんのクラス担任の、佐賀と言います」
「あっ、はじめまして…」
俺も急いで挨拶する。
ってか、クラス担任なのかよ…
言っちゃ悪いけど…頼りなさそうだな。
「早速だけど教室に行きましょうか!」
…いきなりだな。