「サボ、怖がってるじゃないか。あんまり側に寄るなよ。」
驚いて彼の顔を凝視する私を見て、王子様は庇うようにそう言いました。
けれど目が離せません・・・。
「ジロジロ見てんじゃねえぞ、このガキが。」
私は滅多に怒ることなどありません。
しかしこの方は初対面の私に対して、なんてことを言うのでしょうか。
その上私は女の子。
無礼にも程があります。
「貴方、初対面の方にはいつもそのような対応をしていらっしゃるのですか?
失礼ではありませんこと?」
彼は私を睨みつけ、詰め寄ってこう言いました。
「中等部のくせして生意気な口利いてんじゃねえぞ!このクソガキ!」
ちゅ・・・中等部!?
確かに我が校は中等部と高等部が隣り合っていて比較的に出入りは簡単です。
このような特別教室は共同で使っていたりもしますが、私は明らかに高等部の制服を着ています。
人をからかうのも大概にしていただきたいわ!
「サボ、どうも食ってかかると思ったら中等部の子と勘違いしてたんだ。
その子、高等部の子だよ。たぶん。」
たぶんって、王子様まで・・・・。
「こんな小さい高等部の奴がいてたまるかよ。」
「高等部の生徒です!」
私は涙目で訴えました。
背が低いのも、童顔なのも、私の悩みであるというのに、そこまで言うことは無いと思います・・・。
驚いて彼の顔を凝視する私を見て、王子様は庇うようにそう言いました。
けれど目が離せません・・・。
「ジロジロ見てんじゃねえぞ、このガキが。」
私は滅多に怒ることなどありません。
しかしこの方は初対面の私に対して、なんてことを言うのでしょうか。
その上私は女の子。
無礼にも程があります。
「貴方、初対面の方にはいつもそのような対応をしていらっしゃるのですか?
失礼ではありませんこと?」
彼は私を睨みつけ、詰め寄ってこう言いました。
「中等部のくせして生意気な口利いてんじゃねえぞ!このクソガキ!」
ちゅ・・・中等部!?
確かに我が校は中等部と高等部が隣り合っていて比較的に出入りは簡単です。
このような特別教室は共同で使っていたりもしますが、私は明らかに高等部の制服を着ています。
人をからかうのも大概にしていただきたいわ!
「サボ、どうも食ってかかると思ったら中等部の子と勘違いしてたんだ。
その子、高等部の子だよ。たぶん。」
たぶんって、王子様まで・・・・。
「こんな小さい高等部の奴がいてたまるかよ。」
「高等部の生徒です!」
私は涙目で訴えました。
背が低いのも、童顔なのも、私の悩みであるというのに、そこまで言うことは無いと思います・・・。