翌日。

まりかは、いつものように通学電車に乗り込む。

(ねむ…)

『おはよう、まりか』

『ん、おはよ…


賢にぃ!!!』

『まりか、電車通学?』
にっこり微笑む賢司。

『うん!
びっくりした!
賢にぃも電車通学だったの!?』

『うん。でもいつもは一本早いから、この時間はあんまり乗らないけど』

『そーなんだ…
けどきっと、今までに会ってたよね!?』

『そうだね。8年のブランクがあるから、お互い気づかなかったんだろうね』

『だね!』

(すごい偶然!
てか、もしかして運命!?)
ワクワクする まりか。

楽しい時間はあっとゆう間で、まりかの降りる駅に着いた。

『じゃあ、またね賢にぃ!』
『うん。またね』

(キャ〜!
明日っから私も1本早くしよっかな!

…あ、でも早速だとあからさまか。

今まで気づかなかったのが、もったいないな…


…あれ!そーいえば悠樹、
私のコトよく気付いたなぁ…すご!)