少し肌寒くなってきた朝。 「稟ーー!!ちょっと来なさい。早くっ!」 朝からお母さんがなんだか機嫌が悪い。 まだ眠い目をこすりながら一階へと向かう。 「なにー?」 「ちょっとそこに座りなさい」 「なに?なんで怒ってんの?」