ケータイ小説 野いちご

恐愛同級生

ハンムラビ法典


授業が始まり廊下は静まり返っていた。

いつもはザワザワと騒がしいこの廊下も人の気配がないせいかどこか不気味に感じられる。

ペタペタという上履きの音だけが周りに響く。

保健室へ向かう足取りは重い。

教室に一人残された桜はきっといつまで経っても戻ってこないあたしのことを心配しているに違いない。

保健室に着き扉にかけた手を一度引っ込める。

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