―――――…



「よーしださんっ♪」



中庭のベンチで一人お弁当を食べていると、



後ろから声をかけられた。



なんとなく、誰かは予想つく。



けど…




「…なんだ、黒山くんか…なによ?」



少し意地悪をしてみたくなった。