ケータイ小説 野いちご

無口なキミにあいらぶゆー

第2章
閉ざした心


side 龍牙



「龍牙」


「?」




休日の昼間、俺と愁季は仕事で警察署に来ていた。



「マサ」



休憩室で休んでいた俺たちに、マサがコーヒーの入ったコップを片手に話しかけてきた。



「なに?」


「今日は千愛実ちゃんと一緒じゃないのか?」




は?



「一緒なわけねぇだろ」




なんで千愛実が出てくるんだよ。




「えっ、マサ、千愛実ちゃんのこと知ってんの!?」



愁季が驚いたように言う。



あ、やべ……。

愁季にこの間の仕事のこと言ってないんだった。

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