『颯真ー!今日はいい天気だね!』






『もうすぐ2月!バレンタインだよね~、今年はどんなの作ろうかな?』






あれから1年が経った








あたしは今年、高校3年生になる







でもまだ颯真は目を覚まさない








『ねぇ颯真……』






「……」







『いつになったら起きてくれるの?』








「……」








『……あたし……寂しいよ……っ』