姫said



「ぎゃああああ!!!?」





あぁ、また汚い血が流れたか。





「姫さん!!大丈夫でしたか!?」




真っ暗な夜のなか私は1つの組織を今この手で潰した。

その返り血が強烈だっため私の組の奴が心配そうに駆け付けてきた。



「大丈夫だ。お前は?」


「俺は大丈夫です!!なんたって憧れの堕天使に入ったんですから!!ニカッ」



ふふっ・・


「威勢がいいな・・ニコッ」


「・・・・・////」





だが、お前が思ってるほどこの組は甘くないんだ。

昔のほうがだぜんよかった。


私なんかが総長なんかになってもいいのか?





「・・総長・・?」




「・すまない。行こうか・・」









今日も月は綺麗だな。