「ちょっと!こはる、何してんの!?」

「へ?」


チエに怒鳴られて気が付いた。


「うわ、ごめん!」



いつの間にか床のほうにまで色を塗っていたらしい。
まだ乾いてなかったからすぐに拭いて綺麗になった。



「なに、そんなに昨日のキスがよかったの?」


「う、そんなこと…」


「あの後何回もチューしたくせに?」


「し!してないよ!あの1回きりだけだもん」