…私は、何のために生きてるの?
生きてる意味って何?…



「死ね」
ザシュッ
「ヴッ」


「 ふぅ…今日のやつもザコばっかだな…」



私は、いつものように仕事をこなす。 まあ…仕事と言っても、普通では考えられないような仕事だが…。


私は、平安時代から続く忍の末裔。
幼い頃から忍として育てられてきた。
私達忍は…暗殺を家業にして生きてる。


そのせいなのだろうか…
私には、感情がない。
いや…感情が出せないと言った方がいいのかもしれない。

まあいい。忍に感情はいらないからな…






「ふぅ…」
少し疲れを感じ木の上で休む事にした。



???「…奈…津…!奈津!起きて!」

「…んだよ、うっせぇなぁ…」


???「突然だけど、あなたには幕末にいってもらうわね!」

「は?いやいや、幕末?おい、テメェ私をからかうなんて、いい度胸してるじゃねぇか。それになんで私の名前知ってんだよ。つーか、テメェ誰だ?」

???「ウフッ。だーれだ?まあ、そのうちわかるわ。たぶん。」

「うわ…ウフッとか言ってんじゃねぇよ、気持ち悪い。しかも、たぶんなのかよ。マジ腹立つ…一回どころか二回三回死んでこい。誰かわからんが、クソ野郎。」

???「……相変わらずね… まあいいわ!とにかく!幕末にいってもらうわよ!
ま、せいぜい頑張りなさ〜い。」

「ちょ、おいまて!」

???「何かしら?」

「何かしら?じゃねぇ。なんで私が幕末に行かなきゃいけないんだ。そもそも、私に何をしろと?私は何もしないぞ。」

???「そ、れ、は……秘密よ♪」

「…ん?何?ああ、早く土に帰りたい?分かった私が帰してやろう。」

???「ちょ、ちょっと待って。分かったわ…でも、ヒントだけね?
あなたには幕末の最強剣士達の手助けをしてもらおうと思って♪ んじゃ、頑張ってね〜。」

「ちょ、おい⁉」