ケータイ小説 野いちご

恋するラジオ体操

ラジオ体操第1
お姉さんの声

「ねぇ~、先生~。
次、いつ来る~?」

「早ければ、来年かな?そんなに、来て欲しいの、海斗くん。
先生、学校のテスト、受かるかなぁ(笑)」



あれから、3年。
俺は、もう中学卒業が近い。
志望校は私立だけど、夏休みは取れそうにない。
教育実習のお姉さん、なんて、すっかり忘れてた。



塾の帰り道。
通信講座が終わっても、まだ日が高い。

「なんで、こんなに暑いんだよ~。
外用のクーラー作れよ、偉い人~」

「それ、ヤバくね?
電気代、どんだけかかるんだよ(笑)
金持ちは、言うこと違うね~」


バカ話をしてたら、俺らの中学校前だった。


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