久しぶりの朝。
隣に、陽がいる。
欠伸をしてる、いつもの陽が。
「優。」
「は、はひぃっ。」
ビックリして、
また声が裏返っちゃった。
「はは、お前ホント見てて面白いわ。
今日、放課後暇??」
「え、うん。
どうして??」
「今日委員会ないし。
久々にどっかふらつこ。」
.............すっごく。
すっごく嬉しい。
陽から、そんなこと言ってくれるなんて。
「陽、好き。」
私はポロリと零すけど、陽は同じように私に好きだって言ってくれない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…