「そっか。でも、亜子ちゃんが決めたならそれでいいと思うよ。それにあの、亜子ちゃんを抱きとめた水瀬くんやっぱり亜子ちゃんのことが好きなんだろうなって思った」




体育大会が始まる前にあたしは美奈を呼び出して自分の気持ちを伝えた。



優くんとさよならしたことも。
涼平に告白することも。




美奈の彼氏の尊くんに紹介してもらった優くん。少し罪悪感はあったけどちゃんとわかってもらえて良かった。