「とーや!見て見てーっ!」



朝起きて、リビングに入った俺の目の前に、新品の制服を着たまりあが立っていた



水色と白のチェックのスカートに、グレーのブレザーと水色のネクタイの制服



この辺じゃ可愛いってことで人気のある制服だ



「……」



俺はまりあの横を無言で通りすぎて食卓についた



「えっ!?無視!?」



まりあはそう言って、俺の向かい側に座った