いつも通りのんびり歩いていると何時の間にかついていた。
家から学校は近い方なので忘れ物をしたさいには楽だ。
そんな事を思いながら皆より少し小っちゃい上靴を取って、履いた。

ガラッ

"2-1"と書いてあるクラスに入る。
誰もいない。
ま、それが目当てで早く来てるんだけどね。
誰にも邪魔されずに本が読めるから。