人間はみな、常に何かを失いながら生きている

確かにそう、失ったものっていうのはなかなか戻ってはこないものだ

時、というのは失ったものを吸収し、また何かを生み出そうとする

それは心に広がる喪失感?
それとも………新しい幸せ?

どちらにしてもそんなことは人間には到底想像不可能だ

なら、黙って時に乗っていくしか人間には選択肢は与えられていない