ケータイ小説 野いちご

黒ふわ王子の愛し方

祥悟くんのさくちゃん。
2.






その時、後ろからぐいっと腕を引かれた。




「わっ…?」




「先輩達ー、恐がってますよー。あ、あっちの方にめちゃくちゃ可愛い女の子4人組が誰かに案内してほしそうでしたけど。」




「ホントか!?よしっ!」





あっという間にみんないなくなった。




ホッ… 助かった。




誰だかわからないけど、助けてくれた人にお礼言わなくちゃ。





そう思い振り返ると…




「あ、れ?」







その彼もいなくなっていた。







「誰だったんだろう…?」









不思議。お礼くらいさせてくれてもいいのに。




でも優しい人だったな。





(ありがとうございます…)







心の中で感謝して、再び校舎へ歩き出した。









< 4/ 20 >