キミが襲われた日の次の日、
僕はキミに会う勇気がなかった。

あの男みたいに、僕も拒絶されたら
どうしよう…と思っていたから。


そんなことを思いながら生活を
続けていたある日、僕はコンビニに
カップラーメンを買いに行こうと
していた。


「行ってきます」

そう小さく呟いて僕は家を出た。

外は、雨が降りそうで降らない…
そんな微妙な天気だった。