さてさて、始まる第3回戦

ナイフを取り出すというトラブルがあったため、少し遅れて始まった

ナイフの彼、神藤先輩は停学処分が下ったそうだ


しかし、里江先輩によるとこういったトラブルは少なくなく、初めてではないと言うこと

驚きはしたがまぁそういうものかとすぐ納得した



すぐ手を出す男は弱いとはこの事

ナイフなどに頼った時点で負けなのにな




「早く早く黒崎君」

『はいはい』



係りの奴に引っ張られ三度目となるステージ袖でスタンバイ


心配そうに来てくれた里江先輩や今も一番後ろの方で手を振る笑顔なイケメンさん大和先輩


二人共心配してくれて感謝する



涙目で叫ぶ泪&尚輝にも任せろとばかりに笑顔で拳を挙げた



この試合に勝てば残すは最終決戦!





ナイフなんかどうってことない

さぁ、始めよう





「よろしくん♪」

『よろしく』












start!