コンペの仕事が始まってから、

毎晩のように、夏樹を抱いていた。

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どんなに遅くなっても、

夏樹が恋しくて、

抱かずにはいられない。

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夏樹がいないオフィスの中、

時々、

他の女子社員が、夏樹に見えてしまう。

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どんだけ溺れてんだ?

と自分で自分に突っ込みを入れたくなる。

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でもそれくらい、

夏樹を愛してる。

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それなのに、

ここ最近、

夏樹の仕事が、あまりにも遅く、

酷い時は1時をまわることもある。

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仕事なんだから、と

思ってはいるが・・・

・・・

向こうはそんなに仕事が大変なんだろうか?