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「かなっ…!愛…っ!!」


家を飛び出して30分

俺はまだ彼女を見つけられないでいた


さきほどから降りだした強い雨が
俺の視界を悪くしている


まるで俺の邪魔をしているよう


「…っはぁ…愛…っ」


乱れた息を整えるために
膝に両手をつく