―チュンチュンッ



「ヤバイ!寝坊!?」



慌てて飛び起きて時計を見る
針は綺麗に6時を指している



「なんだ…6時か」


ボサボサの髪をくしゃっとして
ベッドから起き上がって



一階に下りた



「あら、莉亜ちゃんおはよう…」



「お婆ちゃんおはよ♪」



あれ…テーブルには
朝食とお弁当


あ、お婆ちゃん今日早起きなんだ…



お婆ちゃんはたまに私よりも
早く起きちゃうと朝食とお弁当を
作っていてくれて助かる



「蓮は?」



「あら、もう支度しに部屋に
入っちゃったわよ?」


蓮は、朝練だからか。


私はテレビを見ながら
朝食を食べた