ケータイ小説 野いちご

君と見た空

第1章~入学式~

~翔大side~

「みなさんは高校生。思いきり青春を楽しみ、しっかり将来のことを考えて、充実した高校生活を送って下さい。」

今日は桜園(さくらぞの)高校の入学式。俺が通っていた松宮(まつのみや)高校から着た奴がほとんどだから顔見知りが多い。

「校長の話長すぎてうざいんですけどー」

そんな声があちこちから聞こえてくる。

確かに校長の話は長かったが俺は入学式というおめでたい行事に浸っていた。

高校の名前通り綺麗な桜の花びらが紙吹雪のように舞い落ちている所で、俺はこれからの高校生活に期待をしながら靴箱で自分の教室を確認し、1人で教室へ向かった。

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