ケータイ小説 野いちご

財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~

2,常識外れの行事
異例の事態

美利亜たち7人は理事長室にいた。


理事長に有無言わさず連れてこられたのだ。


「で、話って何?」


先に沈黙を破ったのは愛梨栖だった。


妙にトゲのある声で少し苛立っているようだった。


「今年の対抗水泳大会のマーメイドに。」


理事長は机の中から1枚の紙を取り出した。


「真目美利亜さん、あなたが選ばれたの。」


「なっなんですか?それ。」


「対抗水泳大会っていうのはこの学校の分校と他校の選ばれた人たちが集まって水泳をするんだ。で、マーメイドっていうのは。」


優の言葉を引き継いだのは龍だった。


「水泳大会の景品。優勝校が通ってるとこと違ったら1ヶ月その学校で過ごすっていうき。」


バンとものすごい音がして龍の説明は途切れた。

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