まさか


【ピンポンパンポーン、1-C佐々守。放課後俺のところまで来い。以上だ】


「‥‥‥‥」


もう一度呼び出しを食らうとは思ってなかった


カナタ‥‥あなたはこの学校の生徒会長か何かか。


普通、スピーカーで呼び出しをする?


しかも俺のとこってどこ!?


どこにいるか知らないんですけど!


「マナ、カナタに何かしたの?」


ケイタが少し驚いたような顔であたしを見る。


「ケイタ、カナタのこと知ってんの?」


「知ってるも何も、幼馴染だよ」