「瑠維ちゃん、これ・・。

 泰雅から瑠維ちゃんへの手紙。」


 彼がこの世からいなくなって

 一週間が経った。


 あたしはまだ生きている感じがしない。


 何も食べない、何も飲まない、何もしない


「ありがとうございます・・」

「後を追うようなこと、しないでね?」

「え・・・?」

「今の瑠維ちゃん見てると自殺しそうで怖いの」

「・・・・・・何度もしましたよ、未遂ですけど」

「・・・っ手首・・・」

 あたしの手首にはたくさんの傷跡があった。

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 死ねなかった。