…いつの間にか日が照ってるんですが。


これは寝すぎだな。


アラームかけ忘れたのがダメでした。


ん〜!っと伸びをするのと同時に、扉をノックする音が聞こえる。


「はい?」


「お嬢様。そろそろお時間です」


はぁ…なかなか来ないから呼びに来ちゃったよ。


寝てたのバレたら、さすがに温厚な亮でもキレるかな?


ま、怒られたくないから言わないけどね。


「わかった。すぐ行く」


「はい。お待ちしております」


ふぅ…。


怒られる前に着がえますか。