ケータイ小説 野いちご

君に夢中で恋してる*

*2nd Romance
幸運の落とし物


はぁぁ…。


恥ずかし過ぎて、ずっと穴に入っていたい気分…。


昨日は、居眠りしていて危うく倒れそうになったところを、日向君に助けてもらったり、テンパってバッグの中身をひっくり返したり…。


もう散々だったよ…。




翌朝…、ガックリと肩を落としながら教室に入った私は、自分の席に座るなり、机に突っ伏してしまった。


日向君との記念すべき、初会話。


本当は、もっともっと嬉しいことのはずなのに、気分は浮かない。


どんよりとした暗い雲が、心の中を覆っているかのような状態だ。


私、日向君を目の前に大きな悲鳴あげちゃったし、かなりの勢いで謝りまくっちゃった…。


最後は逃げるように電車から降りたし…。


どう考えても、変な女だよね…。


日向君、かなり引いただろうな…。




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