ケータイ小説 野いちご

君に夢中で恋してる*

*1st Romance
気になる女の子[side夏綺]


さっきの女の子、俺と同い年…かな?


制服が一緒だったから、また学校で会うこともあるかもしれない…。


…………。


…って、なんで初めて話をした女の子のことを、そんなに気にしてるんだろう…俺。


電車に揺られながら、小さく首を傾げた。


あの子に、申し訳なさそうな表情で何度も謝られたから…?


それとも、俺を見て…あの子が思いっきり悲鳴をあげたから…?


いや、まあ…それも多少はあるかもしれないけれど…


一番の理由は、それよりも、ほんの少し前…。


あの時だ…。


不意にバランスを崩して倒れそうになったあの子を抱き止めて…


大丈夫?って、声を掛けた時…。




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