高校3年生。
真央とクラスが分かれた…。
隣のクラスだけど…。
ダチの『野瀬 晋平』が真央と同じクラスだから、俺は休み時間の度に隣のクラスに行く。
真央に会いに…否、見に行く…。
真央に『毎時間は止めて』と言われたから、昼休みは屋上。
屋上に向かって晋平とダラダラ歩く。
「あ、コーラ買うわ。」
途中、自販機の前で晋平が止まる。
「あ、片倉。」
晋平の言葉に後ろを振り返ると真央がこちらに歩いてくる。
「片倉、さっきはありがとな。」
晋平が真央に笑顔で話しかける。
なんで…。
「本当の事、言っただけだから…。」
「ぃや、助かったし! あっ!ジュース奢ってやるよ!」
晋平が真央の腕を掴み自販機の前に連れてくる。
「晋平……。」
離れろ!真央に触るな!
出そうになる言葉をぐっと飲み込んだ。
真央とクラスが分かれた…。
隣のクラスだけど…。
ダチの『野瀬 晋平』が真央と同じクラスだから、俺は休み時間の度に隣のクラスに行く。
真央に会いに…否、見に行く…。
真央に『毎時間は止めて』と言われたから、昼休みは屋上。
屋上に向かって晋平とダラダラ歩く。
「あ、コーラ買うわ。」
途中、自販機の前で晋平が止まる。
「あ、片倉。」
晋平の言葉に後ろを振り返ると真央がこちらに歩いてくる。
「片倉、さっきはありがとな。」
晋平が真央に笑顔で話しかける。
なんで…。
「本当の事、言っただけだから…。」
「ぃや、助かったし! あっ!ジュース奢ってやるよ!」
晋平が真央の腕を掴み自販機の前に連れてくる。
「晋平……。」
離れろ!真央に触るな!
出そうになる言葉をぐっと飲み込んだ。