ケータイ小説 野いちご

アンジュエールの道標

第1話
ようこそ、アンジュエールへ


学校は体調不良を理由に早退。

私は携帯を片手に『アンジュエール』を探した。

こんな奇妙な話、誰かに言ったところで信じてもらえるはずも無い。

私自身、信じてるわけじゃないけど、なんとなく。

あの猫の事も気になるし。


ってか、


「こんな店、聞いたこと無いけど」


住所は同じ町内。

でも、全然知らない場所だったから名刺にあったQRコードを携帯で読み取った。

その地図の通り歩いているんだけど……。


「ここを、みぎ?」


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