「えっとね、、名字は覚えてないけどゆきって子いる?」


ゆき?立花ゆきって子か!!って…たち、ば‥
立花はあたしじゃん!!!
神様仏様どうかいないとおっしゃって下さいー!


「はぁ‥いますけど‥」



えぇーーー!!!なんでよー!!!



「呼んでくれないかな?急ぎなんだよね!」



すたすたとあたしの方へ歩いてくる友美。目で合図しても無駄だった…



「ゆき?王子が呼んでる!!なんかあったの?!もしかしてもうそんな関係?」



【あたしを呼びに来たのかそれとも
からかいに来たのかが全くわからない…友美?違うよ?全く君の想像話しだよ?】




そう思いながらも言われた通り足早でドアの所まで駆け寄った



「っあ!!昨日の…」




どうしよう、名前わすr




「決まった?ゆきの決意」




話をさっそく遮られた―。




「いや、まだです。」



「っそ、早くしてね?てか、オッケーで良くね?」

 


「なんでよ?」




「だって好きなんだろ?アイツの事」