玲奈は、あれから

瞬に近づかなくなった。

安堵のため息をつく暇もなく、

・・・・

今度は、

私の前に、

いつも智也がピッタリ・・・


「桃香にくっつくな!」

瞬の怒声に、平然としてる智也。


「お前に言われる筋合いはない」

智也の言葉にキレる寸前の瞬。


「いい加減にしてよ、二人とも!」

思わず声を荒げた。


シュンとなった智也。


ムッとした瞬。


ため息をついた私。