「凛、お前凛華に来ねえか?」 俺の言葉に、目を見開く凛。 当たり前の反応だ。 俺だって、自分何言ってるんだって自嘲している。 女、相手に何言ってんだか。 「お願いだ。…凛。」 俺は、優しめに凛の細い腕を掴む。 …………が、