ケータイ小説 野いちご

この苦しみから誰か助けてよ・・・。

第三話『痣』
第十話『刺される』

和side

美姫は今までにあったことを全て話す泣きながら話していたため、泣き疲れて眠ってしまった
美姫が眠ったと同時に美姫の妹の美香が帰って来た
俺は二階から美香の名前を呼ぶと、美香はよほど美香のことが心配なのか、飛んできた
俺は美香に事情を話して、美姫を美香ちゃんの部屋に寝かしてもらい、リーダー達と真衣達を呼んだ
真衣達とリーダー達はすぐに来た
しばらくすると
真美「ただいま」
二人の母親が帰ってきた
母親は靴の多さに驚いたのか、二階に来ると
真美「あら、和君達。いらっしゃい。」
と言って、いい母親を演じていた
俺はそれにムカッときて
和「演じるんじゃないよ」
と言った
真美「何のことかしら?」
「アンタ、美姫に暴力を振るってただろ?」
真美「証拠は!?」
「このメモだ。」
俺はそう言うと、玄関に入った時に置いてあったメモを見せた
「この字は美姫の字だよな?暴力を振るい、飯も作らず、挙句の果てには娘のお金まで取り上げる。ふざけんなよ。アンタがやっている事は犯罪なんだよ!!!!!」
真美「・・・だから何?ストレスが溜まったから、暴力を振るっただけ。悪い?」
(ダメだ。コイツには罪の意識がない)
そう思った俺は、携帯電話を取り出し、警察に電話した
真美「・・・何する気・・・?」
「貴方の事を警察に突き出します」
真美「『警察』?何故?」
「かつあげと暴力の罪です。」
真美「そうはさせないわ!!!」
二人の母親は近くに落ちていたナイフを持ち、俺に向かって走ってきた
俺は恐怖で目を瞑った
すると目を瞑ってすぐに美姫の
美姫「ダメェ!!!」
と言う、声を聞くと同時に俺の耳にグザッと言う、鈍い音が聞こえた
俺は目を開けると目の前には、腹部にナイフが刺さって血を流している、美姫がいた
俺達「美姫!!!」
美香「姉ちゃん!!!」
美姫「か・・・ず・・・」
美姫はそう言うと、その場に座り込もうとしたが、俺がそれを支えた
「美姫・・・。美姫・・・」
美姫「か・・・ず・・・。どこも・・・怪我・・・してない・・・?」
「うん。大丈夫、大丈夫だよ。」
美姫「よかっ・・・」
美姫はそう言うと目を閉じてしまった
「美姫!?美姫!!!翔さん、救急車!!!」
翔「わ、わかった」
翔さんはそう言うと、携帯を取り出し救急車と警察を呼んだ
しばらくすると救急車も警察もきた
二人の母親は抵抗しながらもパトカーに乗せられ、そのまま警察署に向かった
美姫は救急車に乗せられ、俺と美香が同伴して病院に運ばれた
病院につくと美姫は出血が多く、大変危ない状況ですぐに手術が行われた
十分後
リーダー達が事情聴取を終えて病院に来たと同時に、手術が終わった
手術は成功だった
とりあえず俺達はホッとし、病院を後にした

< 10/ 11 >