目を覚ますと、私は海斗に思い切り抱き着いていてた。


自分の大胆さに驚き、回していた腕を引っ込める。


でも、やっぱり海斗の温もりが恋しくて再び腕を回した。



今、海斗さんを離したら何処かに行ってしまいそうで。


何だか怖かった。



こんなに幸せなのに、



嫌な゛予感゛がした。