ケータイ小説 野いちご

紅一点!?~元男子校のお姫様~

▽Love 1
クラスのお姫様




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《2年A組》



まだざわざわしている教室。



うう…なんか、さっきより
すごく緊張してきたかも。


足が固まって立ち止まっているあたしを置いて

鈴原先生が先に教室に入っていった。



「こら―、お前らさっさと席に着け。」


みんなが座ったのか、教室は
さっきより静かになった。


「今日は転校生を紹介する。じゃあ、入って。」


そう言うとあたしに向かって
軽く手招きをした。



すう―― はあ―― …


1回深呼吸をしてから、下を
向いたまま教室に入った。




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