ガラガラッ一

ガチャンッ


連れてこられたのは
今は使われていない空き教室。


そこで優真は、あたしの手を離した。


「ゆ……んんっ?!」


優真に、声をかけようとしたとき
あたしの唇が塞がれた一。


それが、キスだと理解するのに
時間はかからなかった。


「ゅう…んっ…はぁ…っ!」


息が苦しくて、あたしは優真の胸をおした。


だけど、ビクともしない。


苦しい~…っ!!!